子供と学校
Ready Kids & School Safety
子供は一日の大半を学校や通学路で過ごします。
いざという時、学校がどのようなルールで子供を守り、保護者がどう動くべきかを解説します。
1. 「引き渡し」の仕組み
大きな災害時、児童だけで下校させるのは危険と判断された場合、保護者が直接学校へ迎えに行く「引き渡し」が行われます。
このルールは全国共通ではなく、教育委員会と各学校の二層構造で決められています。
※地域の災害リスクや学校の構造が大きく異なるため、全国統一ルールにはなっていません。
- ① 教育委員会が決める「基本方針」(いつ?)
- 地域全体の安全基準です。「震度5強以上で引き渡し」「どのような警報で待機させるか」といった、引き渡しを行う条件(発動基準)を定めています。
- ② 学校が決める「運用マニュアル」(どうやって?)
- 各学校の立地や構造に合わせた細部です。「引き渡し場所(体育館か教室か)」「車の乗り入れ可否」「保護者以外の引き取りは可能か」といった、具体的な引き渡し方法を定めています。
マニュアルはどこにある?
防犯上の理由(不審者に動線を知られないため)から、ホームページには公開せず、「年度初めの配布プリント」や「メール配信」のみで周知している学校が多いです。
👉 アクション:
手元に資料がない場合は、学校へ直接「災害時の引き渡しマニュアルを確認したい」と問い合わせてみましょう。
2. 通学路の危険箇所チェック
登下校中に被災した場合、子供は自分の判断で身を守らなければなりません。
休日にお子様と一緒に通学路を歩き、以下の危険箇所を確認してください。
- ブロック塀: 地震で倒壊する恐れがある高い塀には近づかない。
- 用水路・側溝: 大雨で増水した際、境界が見えなくなる場所を確認する。
- 看板・ガラス: 上から物が落ちてきそうなビルや古い建物を避ける。
- 「こども110番の家」: 助けを求められる場所を実際に確認しておく。
3. 災害時の心のケア
子供は大人以上に不安を感じやすく、赤ちゃん返りや無口になるといったストレス反応が出ることがあります。
「怖かったね」「よく頑張ったね」と気持ちを受け止めることが重要です。
4. 遊びの中で学ぶ防災(Ready Kids)
恐怖心を植え付けるのではなく、ゲーム感覚で身を守るポーズを練習しましょう。
- ダンゴムシのポーズ: 地震だ!と言ったら、すぐに頭を守って丸まる練習。
- 防災リュックの中身クイズ: 「もし無人島に行くなら何を持っていく?」という視点で、避難グッズを一緒に選ぶ。
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お子様の安全を守るための携帯用カードと、学校ルール管理シートです。
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家族の電話番号、災害用伝言ダイヤルの使い方などをまとめたカード。
🏫 学校引き渡しルール・メモ
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引き渡しマニュアル要約シート [準備中]
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