応急手当とスキル

Safety Skills & First Aid

大規模災害や有事の混乱下では、救急車がすぐに到着するとは限りません。
その場に居合わせたあなた自身が、大切な人の命をつなぐための知識と準備について解説します。

1. 最優先原則:自身の安全確保

倒れている人を助けようとして、あなた自身が二次災害に巻き込まれては元も子もありません。
周囲の状況(火災、建物の倒壊、有害ガスの恐れなど)を確認し、身の安全が確保できて初めて救助活動を行ってください。

2. 平時に習得すべき3つのスキル

誤った知識は命に関わるため、以下の公的機関が提供するガイドラインに従って、正しい手順を学んでください。

一次救命処置 (BLS)
心停止状態の人に対して行う「胸骨圧迫(心臓マッサージ)」と「人工呼吸」です。
脳への酸素供給を維持し、救命率を劇的に向上させます。
AED(自動体外式除細動器)の使用
心室細動を起こしている心臓に電気ショックを与え、正常なリズムに戻す機器です。
音声ガイドに従えば誰でも使用できますが、事前の講習受講を強く推奨します。
止血法 (Stop the Bleed)
大量出血は数分で死に至る可能性があります。
清潔なガーゼやハンカチで傷口を直接強く押さえる「直接圧迫止血法」が基本となります。

3. 公的機関の公式ガイド・WEB講習

以下のサイトでは、動画やイラストで具体的な手順を学ぶことができます。
いざという時に迷わず動けるよう、定期的な閲覧や講習への参加をお勧めします。

▼ 総務省消防庁 公式サイト

一般市民向け 応急手当WEB講習

▼ 日本赤十字社 公式サイト

日本赤十字社の救急法ガイド

※外部サイトへ移動します。最新のガイドラインをご確認ください。

4. ファーストエイドキットの準備

知識があっても道具がなければ処置ができません。
非常用持ち出し袋には、以下のアイテムを含めた救急セットを必ず入れておきましょう。

救急セット 基本リスト

  • 感染防護具: 使い捨てゴム手袋(血液感染を防ぐため必須)
  • 被覆材: 滅菌ガーゼ、絆創膏(大小サイズ)
  • 固定材: 包帯、三角巾、サージカルテープ
  • 器具: 医療用ハサミ(衣類を切るため)、ピンセット
  • 医薬品: 消毒液、軟膏、常備薬(持病の薬、鎮痛剤)
  • その他: アルミブランケット(保温用)、人工呼吸用マウスピース

📄⬇ダウンロード用ツール⬇📄

救急セットの点検や、緊急医療情報の携帯に役立つツールです。

🚑 医療情報カード

  • 緊急医療情報シート [準備中]

    血液型、アレルギー、既往歴などを記載し救急隊員に伝えるカード。

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