情報の入手とセキュリティ
Get Tech Ready & Cognitive Security
現代の危機において、情報は「第4の戦場」です。
正確な情報を得るためのハードウェアの準備と、敵の心理工作から自分自身を守る「情報の見極め方」について解説します。
1. デバイスと通信手段の確保 (Tech Readiness)
情報が途絶することは、孤立とパニックを意味します。平時のうちに通信インフラがダウンすることを前提とした準備を行います。
- モバイルバッテリーの常備:
最低でもスマホを3回フル充電できる容量(10,000mAh以上)を用意してください。乾電池式の充電器も有効です。 - 防災アプリのインストール:
「特務機関NERV防災」や「Yahoo!防災速報」など、プッシュ通知で即座に情報を得られるアプリを設定します。 - アナログ・ラジオ:
インターネットが遮断された際、最後に残る情報源はAM/FMラジオです。ワイドFM対応の携帯ラジオを必ず備蓄リストに加えてください。
2. Jアラート受信時の行動
弾道ミサイル攻撃などの武力攻撃事態において、Jアラート(全国瞬時警報システム)が鳴ってから着弾までの猶予は数分しかありません。
通知音が鳴った瞬間の鉄則:
- 屋外にいる場合: 近くの頑丈な建物か地下に逃げ込む。適当な建物がなければ、物陰に身を隠し、地面に伏せて頭を守る。
- 屋内にいる場合: 窓から離れるか、窓のない部屋へ移動する。
- 車を運転中の場合: 車を止めて、頑丈な建物へ避難する。車内は安全ではありません。
3. 心理戦・認知戦への対抗 (Cognitive Security)
ここが最も重要です。
有事の際、敵対勢力は武力攻撃と並行して、SNSやフェイクニュースを用いた「心理戦」を仕掛けてきます。
その目的は、国民の不安を煽り、世論を分断し、政府や自衛隊への不信感を植え付け、「戦う・生き残る意思」を挫くことにあります。
敵の狙いとよくあるデマのパターン
- 「政府高官が国外へ逃亡した」(リーダーシップの不在を演出)
- 「自衛隊が降伏した」「救援は来ない」(絶望感の植え付け)
- 「○○地域が壊滅した」(パニックの誘発)
- 「この戦争は日本が悪い」(正当性の破壊・内部対立の扇動)
スイス民間防衛に学ぶ「心の防壁」
情報に接したとき、即座に拡散ボタンを押す前に「3つのフィルター」を通してください。
- 1. 感情を揺さぶられていないか?
- 激しい怒りや恐怖、あるいは過度な感動を煽る情報は、拡散を目的としたプロパガンダの可能性が高いです。感情的になった時こそスマホを置いてください。
- 2. 情報源(ソース)はどこか?
- 「知り合いの自衛隊員から聞いた」といった出所不明の情報は信じないでください。政府発表や信頼できる大手メディアのクロスチェック(複数確認)が必要です。
- 3. 誰が得をする情報か?
- その情報を信じることで、日本国内が混乱し、利益を得るのは誰か?を冷静に考えてください。
4. サイバーセキュリティの基本
混乱に乗じて、フィッシング詐欺や個人情報の窃取も横行します。
- 怪しいリンクは踏まない: 「義援金」「緊急給付金」を騙るSMSやメールに注意してください。
- OSのアップデート: スマホやPCのOSは常に最新の状態にしておきましょう。
📄⬇ダウンロード用ツール⬇📄
有事の際、検索エンジンやSNSは偽情報で溢れかえる可能性があります。
平時のうちに「信頼できる情報源」のURLを確保しておくことが重要です。
🔗 信頼できる情報源リスト
-
公式情報ソース・ホワイトリスト [準備中]
首相官邸、防衛省、主要メディアの公式SNSアカウントやURL集。